浮気・素行・行動調査 「開閉する扉」!

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浮気調査探偵ブログ

「開閉する扉」!

今回は過去に調査した中で強く記憶に残った案件をご紹介します。

「夫の浮気の証拠を撮って欲しい」という依頼が舞い込んできました。依頼人は妻で、夫である30歳前後の男性の浮気調査依頼でした。依頼者の情報では対象者の勤務先の同僚と不貞関係にあるとのことでした。

なぜ依頼者が対象者の不貞相手の事を知っているのかを尋ねると、なんと依頼者は対象者を自分で尾行し、不貞相手と接触しているところを見たというのです。依頼者も結婚する前は対象者の勤務先に務めていた為、女性の名前と住所まで判明しています。

しかし、依頼者は尾行しているところを対象者に見つかってしまい、以後、対象者が警戒してしました。依頼者は不貞の決定的な証拠が得られなくなり、探偵に依頼するに至りました。

探偵に調査を依頼する方の中には、証拠を得ようと自分自身で調べてしまい、対象者に発覚され、警戒させてしまうケースは珍しくありません。今回のように調査を開始する前から対象者が警戒している案件では、いかにプロの探偵といえど発覚する恐れがある為、細心の注意を払って調査に臨むことになりました。

依頼者の情報では対象者は女性の家に行っている可能性が高いので、女性の家を張り込み、対象者が出入りしている証拠を押さえることになりました。 女性の家はよくあるアパートの2階にあり、胸の高さぐらいまでの仕切りがあります。女性の号室の扉は外からでは上半分しか見えませんが、扉の開閉は確認でき、人が出入りすれば顔が見える為、対象者が出入りする証拠を押さえるには十分でした。

私たちは対象者の定時である17時より、女性の家の張り込みを開始しました。調査開始時点で女性の家の室内灯が点灯しているのが確認できた為、女性は家にいるものと思われます。万全を期す為に対象者勤務先にも調査員を配置し、対象者が勤務先を出るところまでを確認する態勢にしました。

調査を開始して30分後、勤務先を監視していた調査員から連絡が入り、対象者が勤務先を出たことが分かりました。対象者はかなり警戒をしている様子でしたので、無理に追跡することは控え、確実に証拠を押さえる為、対象者が現れるのを待ちかまえました。

対象者が出て30分後、そろそろ女性の家に対象者が現れる時間のはずですが、なかなか対象者は現れませんでした。警戒して遠回りしているのか?今日は接触しないのか?私たちの間に不安がよぎりました。 その時、女性の家の扉が突然開き、誰も出入りがなく閉まりました。

私たちは目を疑いました。女性がただ扉を開けただけなのか?見落としたのか?

しかし、女性の姿も見えませんでした。私たちは撮影した映像を見直しました。映像を見ると確かに扉は開いていますが、誰かが出入りする姿は映っていませんでした。女性のアパートの出入り口は一つであり、対象者の出入りや女性の出入りがないのも確認できています。

なぜ扉が開閉したのか疑問は尽きませんが、私たちは女性の家の監視を続行しました。 扉の開閉から2時間ほど、私たちは監視を続けました。対象者がまだ帰宅していない事は依頼者に確認済みですが、対象者の姿はまだ確認できませんでした。

その時、女性の家の扉が再び開きました。遂に女性が出てくるのかと思われましたが、誰も出ることなく扉は閉まりました。また誰の出入りがないのに扉が開閉したのです。 再び扉が開閉してから30分後、依頼者から連絡があり、対象者が家に帰宅したことが判明しました。

女性の家から対象者の家まではバイクで30分ほどの距離にあり、扉が開閉してからの時間と一致します。やはりあの扉の開閉で対象者は女性の家に入っていたとも考えられます。

しかし、アパートの出入り口を監視していましたが、対象者の出入りは確認できませんでした。私たちは撮影した映像を再度詳しく検証することにしました。 私たちは扉の映像をパソコンに取り込んで細かく検証しました。検証の結果、扉が開く前後に、扉の前にある仕切りの足元の僅かな隙間に、何かが動く影が映っている事が判明しました。

やはり扉が開閉した時に、仕切りに隠れるようにして誰かが出入りしていた模様です。状況的に考えれば対象者が出入りしたものと思われますが、対象者がどうやってアパートの出入りをしたのかが謎のままです。そこで今度は、勤務先から対象者を追跡する班と女性の家を監視する2班に分かれて調査をすることにしました。

前回の調査から一週間後、調査員を対象者の勤務先と女性の家に配置し、対象者の定時である17時より調査を開始しました。女性の家の室内灯が点灯している為、女性は今回も家にいるものと思われます。今回は少々強引ですが、近くの木の上にカメラを設置し、仕切りの上から扉を撮影することにしました。大の大人が木登りに苦戦する奇妙な工程を経て、なんとかカメラを設置し、対象者を待ちかまえました。

調査を開始して30分後、対象者は勤務先より出て、バイクで移動を開始した為、調査員も追跡を開始しました。対象者は女性の家の方向へ一直線に移動しました。その後、対象者は女性の家から500mほど離れたところにバイクを駐輪し、そこから女性の家に向かって歩き出しました。

対象者はバイクを降りた直後から周辺をしきりに見回し、後ろを何度も振り返りました。対象者はかなり警戒をしており、まっすぐ女性の家に向かわずに周辺を徘徊しました。私たちは怪しまれないように追跡を続けました。

対象者は女性の家の裏手辺りにある駐車場に入りました。そこから女性のアパートの裏の狭い隙間に入り、木を登って壁を乗り越えてアパートの中に入りました。対象者がどのようにしてアパートに入ったのかが分かりました。そして、対象者はなんと女性の家の扉の前までほふく前進で進んでいきます。対象者は女性の家の扉の前に着くと扉をノックし、女性が中から扉を開け、ほふく前進のまま中に入りました。

外から撮影されないよう警戒しているのでしょうが、木の上のカメラはバッチリと撮影していました。 対象者が入って2時間後に扉は開き、入った時と同じようにほふく前進で対象者は出た後、同じルートでアパートを出ました。私たちは遂に対象者が女性の家に出入りしている決定的な証拠を押さえることに成功しました。

依頼者に今回の調査結果を報告しました。依頼者は夫が必死にほふく前進しながら女性の家に入る映像を見て「木に登ってほふく前進して、ここまでして不倫したいのね。バッカらしい。」と呆れたように笑っていました。この時の報告にて、調査は終了しました。 今までに、様々な人の行動や仕草を見てきましたが、警戒している対象者ほど、奇抜で予想もつかない動きをするのだと改めて勉強になった案件でした。

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