調査員のつぶやき 尾行中の食事

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浮気調査探偵ブログ

尾行中の食事

「探偵の食事」と聞いて皆さんが真っ先にイメージされるのは「電柱の陰に隠れてアンパンと牛乳」だと思われますが、実はこれ、そんなに遠くないイメージなのです。

恐らくほとんどの探偵は、張り込み中に食べるものとしてパンやおにぎりが主食になっていると思います。

「幕の内弁当」のように容器に入った弁当は嵩が張りますし、両手が塞がりますし、食べている最中に対象者が出たとすると、食べかけている弁当の残り全て捨てる羽目になってしまいます。これがパンやおにぎりであれば、未開封のものは後で食べることが可能です。

ドラマ等でアンパンを食べているのは、このような合理的な理由から採用されていると推察します。

食事についてとても悩むのが、「どのタイミングで買いに行くか、食べるか」ということです。

朝から調査を始めて、数時間経っても対象者が出ずお昼を迎えたとします。探偵も人ですから当然に空腹を感じます。しかし昼というのは一つの基準になるべき時間帯です。よって「対象者はお昼に出るかもしれない」とか「対象者は誰かと昼食を共にするかもしれない」など何かしらの行動が考えられる時間帯でもあるわけです。そうなりますと調査員は「食事は一旦我慢するか・・・」となります。  そしてお昼を過ぎて「私らもそろそろ」と思うのですが、次は「対象者は昼食を食べ終えているだろうから、そろそろ出るんじゃないか」と思ってしまうわけです。

このような葛藤を一日中繰り返し、結局何も食べられないまま一日を終えることもあります。

長い張り込みからようやく対象者が自宅より出ました。対象者は繁華街などに行き、ある程度先の読める展開を迎えたとします。

繁華街ですから飲食店は選び放題ですが、私らは商品がすぐに出てくる牛丼屋や立ち食いそば屋で済ませます。自分が食べている間は、相方は一人で監視をしているわけですから、なるべく早く済ませられるようお互いへの配慮を心がけております。食事の時間はせいぜい10分~15分です。

そんな中、かつて「今のうちに食事してこい」指示を出し、いつまで経っても戻ってこない者がおりました。結局そいつは約45分後に戻ってきたわけですが、聞けば「とんかつ屋で食べてきました」と言います。

以降、そいつのあだ名は「裏切者」となりました。

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